デジタルインナーミラー ZDR048をDIY取付 家族5人で5人乗りコンパクトカーに乗っても視界良好

子育て

 1年ほど前からデジタルインナーミラーが気になっていた。タクシーに乗った際に、ルームミラーがデジタルだったので、運転手さんに使用感を聞いてみると、おすすめできるとのこと。そして、私の車はドライブレコーダー未搭載であったため、デジタルインナーミラー兼前後録画のドライブレコーダー機能が付いたコムテックのZDR048を購入することにしました。また、取り付けを業者に頼むと、2万円前後かかるようなので、自分で取り付けることにしました。その手順を本記事で紹介していきます。

取り付けの動機

 私は現在、5人乗りのコンパクトカーに乗っています。車自体とても気に入っており、後10年近くは乗りたいと思っています。そして、2025年3月に三人目の子供が生まれ、家族が5人になりました。チャイルドシート3つを乗せて、妻も乗ってとなると。。。前に長男が陣取りYoutubeを視聴、後ろにチャイルドシート2つを取り付け、妻がチャイルドシートの間に細くなって座る。。。妻には申し訳ないが、うちは当分このスタイルでいくことになる。となると、後ろの視界が妻によって遮られてしまい、非常に運転がしにくくなる。それを解決してくれるのが、デジタルインナーミラーだと思い、取り付けるに至ったというわけです。

 ちなみにディスプレーオーディオでYoutubeを視聴する方法については以下の記事になります。気になる方は合わせてご覧ください。

なぜコムテックのZDR048にしたのか

 数あるデジタルインナーミラーのアマゾンのレビューを見まくりました。価格が1万円くらいで評価の高いものもありました。逆にZDR048よりも価格が高いもので、良さそうなものもありました。その中でもアマゾンのレビューやYoutube等で評価がかなり高い(コスパがよい)こと(日本製であること、カメラがミラーと別であること、操作ボタンがカメラの右側にあること(タッチ式ではない)等)そして、デジタルインナーミラーを初めて取り付ける人には適したバランスの商品であると評価されていること、などから本製品を購入することにしました。

 結果、大満足です。感動して、運転中ミラーを見たくて見たくてしょうがなくなる衝動にかられます。ちゃんと前見て運転します。

用意するもの

・コムテック ZDR048(↓写真のものが商品に入っています)

 ちなみに、アマゾンではZDR048とAZDR48が販売されています。違いは、電源ケーブルがシガーコード(ZDR048)か直接配線コード(AZD48)になります。AZD48は、駐車監視システムを搭載したい人向けの商品であり、直接配線コードとなります。駐車監視システムとは、エンジンOFFでも最大24時間、映像の記録を続け、また衝撃を検出し、衝撃前後の映像を記録するものです。ただし、DIYするとなると、配線端子の圧着の必要があるなど、少しハードルが上がるため、私は、シガーコードタイプのZDR048を購入しました。

・うちばりはがし+配線通し(車内各所をはがして配線を通すときにあった方が作業が楽になります)

・ヒューズ電源増設プラグ(シガーソケット) 15Aヒューズ専用(既設のシガーソケットに取り付ける場合は不要)

 私は配線のごちゃつきも考慮して、ヒューズボックスのACC電源からシガーソケット(2連)を増設し、電源をとることにした。2連にした理由は、本機とFire TV Stickの電源をとるため。

取り付け手順

① ZDR048の電源用シガーソケットを助手席足元のヒューズボックスより増設

※ 既設のシガーソケットから電源をとる場合は本手順は不要

・助手席前にあるふた付き収納「グローブボックス」を取り外す。両サイドを内側に寄せれば外れる。

・ヒューズボックスの蓋を開け、ACC電源15Aにヒューズ電源増設プラグ(シガーソケット)を接続する。接続方法は付属のマニュアルを参考に。ヒューズボックの場所は車によって違う。蓋がちゃんと閉まらないのでテープで止めてみた。アースは助手席左下めくるとボルトがいたのでそこにかませる。

・完成図はこんな感じ、両面テープが付属しているので、助手席の足元奥の方に貼り付け、配線を良い感じで納めることにした。ここに本機のシガープラグを取り付け。

② シガープラグコードを通す

・↓写真のように、シガープラグコードを通していく。助手席足元奥側から上への配線がやりにくい場合は、配線通しを使うと良い。

③ リア用カメラケーブルをリアからフロントへ通していく

 リアからフロントへ通す理由は、本体接続側(フロント側)のケーブルのプラグ形状がまっすぐ(リアカメラ接続側のプラグ形状はL字)なため、配線通しとケーブルをテープでつなげたときに、ケーブルを通していきやすいからです。

・配線通しと本体接続側のプラグ(まっすぐ形状)をテープで結ぶ

・蛇腹、メクラキャップを外す。メクラキャップの中央に穴を開けて、切込みを入れておく。

メクラキャップをスタートとして、下の写真の青線に沿って、ケーブルを通していく。

適宜、車内各所、及び扉用のゴムパッキンを外して、ケーブルを通していく。

・かなりケーブルが長いので、余ったケーブルは、リアの左下写真の箇所に押し込んでおく。また、外したメクラキャップは、ケーブルを通して元に戻す。

③ ZDR048本体に電源コネクタ、リアカメラケーブル、フロントカメラケーブルを接続し、シリコンバンドでルームミラーに取り付ける

ケーブルをリアカメラ、フロントカメラに接続し、カメラを両面テープで取り付ける

・脱脂クリーナーで取り付け面を清掃する。

・フロントカメラ

 ワイパー可動の範囲内でルームミラーの裏側あたりに取り付けました。

 ※ フロントカメラのケーブルはフロントガラス上側に良い感じで押し込む

・リアカメラ

 ワイパー可動の範囲内で両面テープの貼り付け面が電熱線と重ならない位置で、ちょうど真ん中くらいに取り付けました。

 ※ フロント、リアカメラともに角度はある程度調整して、角度調整ネジを軽く締めておく。

⑤ ケーブルを良い感じで整え、車内の外した箇所を元に戻す

⑥ 車のACC電源を入れ、カメラ角度の微調整を行って完成

 設定については、必要性を感じなかったので、初期設定から変更していません。もし気になる点がある方は、マニュアルを参考に変更してください。

最後に

 走行している様子はこんな感じです。

 非常に満足しています。夜は後続車のライト周りがぼわーんとなりますが、通常のルームミラーと比べると、明らかに見やすくなっています。そして、家族5人で車に乗った時の運転ストレスが極度に下がり、運転しやすくなりました。皆さまもぜひ、デジタルインナーミラーを導入してみてはいかがでしょうか?

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